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激戦区と化すミンネ・クリーマで初心者が戦う方法

   

ハンドメイドを仕事にしたい、ハンドメイドでお小遣い稼ぎをしたいという人が増えている中で、「出品しているけど全然売れない」「ほかの作家の作品に埋もれてしまう」などという悩みを抱えている人も多く、ハンドメイド販売は年々売るのが難しくなっています。

特にミンネやクリーマといったハンドメイドサイトではプロの職人や企業の参入によりどんどん作品のクオリティが上がり、素人が太刀打ちできないような状況になりつつあります。

そこで、プロがしのぎを削る激戦区となりつつあるミンネ・クリーマで初心者ハンドメイドクリエイターが戦う方法をご紹介します。

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ミンネで月5万円以上稼いでいるのは13.8%という厳しい現実

ミンネに出品しているクリエイターは実際どれくらいハンドメイドで稼いでいるのでしょうか。


出展:https://pepabo.com/news/press/201904101300

表はミンネが実施したアンケートで、ハンドメイド活動全体でどれくらい月に稼いでいるのかという質問の結果です。

月に5万円以上稼げているクリエイターは全体の13.8%という結果が出ており、10万円以上稼げている層はなんと0.9%にしか過ぎません。

反対に月に1万円も稼いでいない層は実に52.5%にも上ります。



出展:https://pepabo.com/news/press/201904101300

そこで、ハンドメイド作家としてどのように活動していきたか、という質問に対しては、70.4%もの人が「ハンドメイドで稼ぎたい」と考えているという結果が出ています。

つまり、多くのハンドメイド作家が稼ぎたいと思って活動しているのにも関わらず現状で稼げていないということがこのアンケート結果から分かります。

プロ・プロ並みの作家の参入で作品レベルが上がっている

 最近ミンネで目立って活動している作家さんの中には

・美大卒
・職人などのプロ
・企業など組織化されているグループ

という人が増えています。

 

ハンドメイドイベントなどに足を運ぶと、美大卒のクリエイターさん、プロの職人さんは圧倒的です。

まず、コンセプトがはっきりしていますし、作品のテーマ、ブランドの世界観が統一されていてしかも作品にストーリー性があります。

日本の古くからあるものの廃材を頼んで譲ってもらってきて、それをアクセサリーに生まれ変わらせている、というように、日本の伝統文化を守りつつ社会貢献をしつつ、しかもおしゃれ

みたいなことをふつうにやっています。

イベントのブースもごちゃごちゃさせずにシンプルにイメージを統一させていますし、作品のクオリティも圧倒的です。

このようなプロ並みのクリエイターがミンネにはどんどん参入してきており、作品レベルが年々上がっている、まさにミンネはハンドメイド戦国時代になっています。

独学でハンドメイドクリエイターになったハンドメイド初心者はこれらの猛者に戦いを挑んでいかなければなりません。

次の項からはこのような環境下での初心者ハンドメイド作家の戦い方をご紹介します。

リサーチをして売れるものを売る

ハンドメイドで売り上げをアップさせるためには自分が売りたいものだけでなく、「売れるもの」を売ることがとても大切です。

しかし、なんとなくイメージで「売れるもの」を売っても売上UPにはつながりません。

ミンネの中の作品をなんとなく見て回って「これ売れてるかも」と思ってもそこには主観が入りますので十分ではないことがあります。

売れているハンドメイド作品を探すにはリサーチをすることが一番効果的です。
リサーチはミンネよりもメルカリのほうが簡単にすることができますので、メルカリで売れているものをリサーチする方法を知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。

メルカリ、ヤフオクでも出品する

ハンドメイド販売といえばミンネ、クリーマと思いがちですが、今や戦国時代と化しているミンネとクリーマでコツコツ販売をしていても売れるようになるまでに時間がかかってしまいます。

そこで、メルカリのようなフリマサイトやヤフオクでも販売してみるのがおすすめです。

理由はユーザー数の違いとハンドメイドに変に慣れていないお客様がいることです。

ミンネのアプリが1000万ダウンロードに対してメルカリは7100万ダウンロードとユーザー数が圧倒的に違います。

そして、ミンネはハンドメイド専門のサイトですからハンドメイド作品を買うことを目的としている人、すでに多くのハンドメイド作品を見ている人が中心のユーザーとなります。

目が肥えたお客様ですので、ちょっとしたハンドメイド作品では驚いてくれません。
先ほど述べた職人級、美大級の作品がウケるのは当然の流れになってしまいます。

一方、メルカリやヤフオクの場合、ハンドメイドだけを求めて商品を探しているお客様ばかりではありません。そもそも質の高いハンドメイドだけを探したいと思ったらミンネに行くはずだからです。

そんなお客様がハンドメイドの出品を見た反応というのが、ちょっとしたハンドメイド作品でも感動してくれるという数年前までのミンネでの反応だったりします。

ヤフオクも同様です。ヤフオクの場合のメリットといえばオークション形式なので、価格をお客様が決めてくれるので自分の市場価値というのがある程度分かるという点ではありがたいものがあります。

 

また、メルカリをおすすめするのは、やはりハンドメイドで少しでも収益を得続けていないとハンドメイド作家としての事業が続かないからです。

運営し続けていくにはお金がなければ不可能です。
作家として続けていくには売り上げは上げ続けなければなりません。

そのため、売りやすい市場を持っておくことは大切なことです。

メルカリはハンドメイドサイトとしては攻略しやすい面もありますので販売サイトとして取り入れるにはおすすめだと思います。

 

このように、ハンドメイド作家の初心者のうちはメルカリやヤフオクで修業を積みつつミンネでの販売スキルを上げていくのがおすすめです。

ブランディングを行う

自分の作品のコンセプトをもう一度しっかりと考えることも大切です。

すでになんとなく自分のブランドができている人はなぜ、このようなコンセプトにしたのか?をもう一度整理してみてください。

ブランディングには色々なやり方がありますが、

・ターゲットを決める
・中心となる色を決める
・材料にこだわる
・言語化する

というようなことを考えていきます。

作品を使っていただきたい人はどんな人なのかのターゲットを決め、その人の生活に自分の作品がどのように関わっていくのかを決めます。

それに従って色や素材を決めていきます。

また、材料にこだわることがブランドとして強くなりますので、何か一つ材料にこだわれるものがあったら取り入れていただきたいです。

例えば、「フランス産のリボンを使った」「職人が1つ1つ織った布」だとそれだけで商品のタイトルにもコンセプトにもなりますよね。

そのほか、「フェアトレードの布」「日本の古民家で100年囲炉裏に燻された木材」などでもその材料自体にストーリー性がありますのでブランディングにつながります。

このように、材料にこだわることでそれ自体がブランドになりますし、そのままキャッチコピーになりますので、あなただけが使っている材料を探すことで強力なブランドが生まれます。

 

最後に、一番大切なことがこれらのコンセプトを「言語化」するということでブランド化が成立するということです。

自分の想いや作品の雰囲気を言葉にして初めてお客様に伝わることになりますのでここが一番大切な作業です。

ただ、言葉にするって結構難しいですよね。

そこでおすすめの方法が「類義語を調べる」という方法です。
ネットで「キーワード + 類義語」で検索すると簡単に出てきますので思いついたキーワードはどんどん類義語を調べてメモをしておきましょう。

例えば「可愛い + 類義語」で検索したとします。
「可愛い」というキーワードは類義語が多すぎますので全部は省略しますが、
「可憐」「スイート」「キュート」「ラブリー」などのキーワードが出てきました。

このようにきになた 類義語はどんどん調べていくとピンとくるキーワードが出てくるかもしれません。

 

他サイトで作家としての経験を積みながらミンネでレベルアップしていく

ミンネ・クリーマではプロ級の作家が増えていっています。
ミンネやクリーマの事務局側も品質の高い作品を求めている傾向にありますので、この流れは当面止まらないでしょう。

そんな中で初心者が戦っていくには、戦いやすい場所で経験を増やしながら自分のスキルを上げていくしかありません。

努力は必ず実りますので足を止めずに頑張っていきましょう。

 

 

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