ハンドメイドイベントで用意するつり銭 金種の目安を予算ごとに出してみました。
2017/12/09
ハンドメイドイベントに出店するときに忘れてはならないのがつり銭の用意です。この記事ではハンドメイドイベントで想定されるつり銭の金種の目安を予算ごとに考えてみました。
つり銭の用意を忘れずに
ハンドメイドイベントで忘れてはならないのがつり銭の用意です。当日1万円札で支払うお客様もいるかもしれませんので、つり銭は必ず前日までに用意しておきましょう。
また、イベントでは10円単位など、つり銭の出やすい価格設定にしないことも小銭を多く用意せず、お釣りの間違いを防ぐテクニックです。
以下にハンドメイドイベントで想定されるつり銭のパターンを考えてみました。今回出した条件はイベントでは1980円などの10円単位の価格設定は行わず、1500円、4800円などの100円単位の価格設定で出品しているものとします。
あとで小銭の集計が大変だから釣銭は少な目で良いという考えは持たない
小銭が多いと売り上げの計算が大変になります。でも、小銭の集計が大変だから釣銭は少な目に用意して、万が一どうしても足りなくなってしまったらお隣に両替を、なんてことは避けたほうが良いです。
大きなお金で払うかどうかはお客様の自由です。当日イベントのためにATMでお金を出金してきてまだお金が崩れる前の最初のお店があなたである場合もあります(一番に買ってくれることもうれしいですね!)。お客様には決して「今釣銭がない」なんてことにならないようにしましょう。
お隣の出店者さんに両替してあげるのはこちらくらいの気持ちで事前準備しておきましょう。
イベント初心者の間はきもち多めに、だんだん自分に合わせて釣銭のバランスをつかんでいく
イベント初心者のうちは気持ち多めに用意しておくと安心です(かといって大金すぎるとお金の管理が大変です)。そのうちあなたの商品の価格帯に合った釣銭のバランスがわかってくると思います。イベントの際は商品の価格を500円刻みにして50円玉以下の小銭が発生しないように工夫することもできますよね。
回数を重ねてあなたのベストのバランスを探していってくださいね。
以下は釣銭の予算別内訳の例です。
2万5千円分のつり銭内訳
小さめのイベントや、つり銭用の予算がない場合は小額でも大丈夫。緊急で両替する必要が出てきた場合のために念のために両替できる銀行の場所などを予め調べておきましょう。
五千円札 × 1枚 = 5,000
千円札 × 15枚 =15,000
500円玉 ×4枚 = 2,000
100円玉×25枚 = 3,000
3万円分のつり銭内訳
基本の3万円。初心者はまず、3万円を軸に考えてみるといいかも。
五千円札 × 2枚 =10,000
千円札 × 15枚 =15,000
500円玉 ×5枚 = 2,500
100円玉×25枚 = 2,500
4万円分のつり銭内訳
今日は売り上げるぞ!という時は多めにつり銭を用意しておきましょう。
五千円札 × 2枚 =10,000
千円札 × 20枚 =20,000
500円玉×10枚 = 5,000
100円玉×50枚 = 5,000
5万円分のつり銭内訳
大きいブースを借りたときやワークショップもやっちゃうよ!という時。
五千円札 × 3枚 =15,000
千円札 × 25枚 =25,000
500円玉×10枚 = 5,000
100円玉×50枚 = 5,000
両替は銀行または事前に小銭を作っておこう
硬貨は筒状のビニールで包んであるもの1本で50枚です。50枚単位の硬化やお札は銀行で両替しておきましょう。それ以下の枚数の硬貨しか必要がなかったり、平日に銀行に行っている暇がない場合はイベントに向けて小銭を貯めておきましょう。
コインケースを用意しておくと当日便利
つり銭はコインケースに入れて用意しておくと出し入れがスムーズで便利です。枚数が少しずつ入るタイプのものもあるので100円ショップや文具店で探してみてください。
コインストッカーやコインケースは小銭がそれぞれ何枚あるのか一目瞭然ですので、売り上げの計算にも便利です。小さなレジとしても使えるので1つもっておくと重宝しますよ。
商品価格帯や売上金額によって割合を調整しよう
商品価格帯や売上金額によってつり銭の金種や用意する金額が変わってきます。きっと数回イベントをこなしているうちに自分のパターンが分かってくるはず。色々試しながらあなたに合ったつり銭パターンを手に入れましょうね。