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ハンドメイド作家が名刺・ショップカードに記載すべきこと

      2020/12/19

ハンドメイドイベントや委託をやって行くにつれて必要になるのがショップカード。あなたのことやショップのことを覚えていただくため、そして今購入に至らなくても後日思い出していただくためには必要なアイテムです。では、どんなことを記載しておけばいいのでしょうか?

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ハンドメイドクリエイター

名刺とショップカードの違い 両方作るべき?

名刺とショップカードでは使用する目的が異なりますので両方作るのが基本です。

名刺とショップカードには以下のような用途の違いがあります。

  • 名刺…取引先・業者の担当者に渡す
  • ショップカード…お客様に配る

ショップカードはショップやブランドを知ってもらうためにお店に設置しておくものです。

店頭のお客様の目の届く場所に置いておき、自由に持ち帰っていただくことで興味を持っていただいたお客様にお店やブランドの情報を伝えるツールです。

 

一方、名刺は作家であるあなた個人と取引先担当者個人をつなぐツールです。

フリーペーパーではなく、お互いを知るために交換するものですので、ショップカードと違いあなたの個人情報を記載します。

イベントの現場にも他のイベントの運営者が営業に来たり取材の依頼があったりします。ハンドメイド販売をビジネスとして行う以上、ビジネスマンの必須アイテムである名刺は作っておくべきでしょう。

 

ハンドメイド作家の名刺に記載する項目

では、どんな内容を名刺に盛り込めばよいのでしょうか。

ハンドメイド作家さんの場合は以下の項目を名刺に記載します。

  • ショップ名(ブランド名)
  • ロゴ
  • キャッチコピー
  • 氏名(本名)
  • 肩書
  • 住所
  • TEL
  • メールアドレス
  • ショップURL(QRコード)
  • SNSアカウント

 

ショップカードはあなたのショップの名刺

ショップカードはあなたのショップを覚えていただくこと、そしてあなたのショップがどんな活動をしているのかをお客様にお知らせするツールです。

イベントや委託販売先で、お客様は今購入に至らなくても、ショップカードをお持ち帰りいただいた場合はあとで思い出していただけるきっかけとなります。お財布に入れたり、引出しに入れて取っておいてくれたらまた見たときにあなたのショップを思い出してくれるのです。

 

イベントでブースに訪問してくださったお客様にショップカードを渡すメリット

ハンドメイドイベントではお店には売っていないオリジナルのアイテムを探しにお客様が訪れます。巨大イベントでは各ブースを見て回るのが精一杯なこともあるでしょう。そこでイベント後にお客様にネットショップやホームページでもう一度商品をチェックしてもらったり、ショップのことを思い出してもらうきっかけにするためにショップをご紹介するショップカードをお渡ししておくことが大切です。

イベントでお客様にショップカードを渡すメリットは

☑ショップを印象付ける
☑イベントの後にホームページやネットショップで商品をじっくりと見てもらうことができる
☑SNSでつながることができる

です。

大型のイベントではお客様はたくさんショップを見ますのでお客様の印象に残るショップはわずかです。いくつか回った後にもう一度見たくても会場が広すぎて戻ってこられないということもあるでしょう。そこで、ショップをアピールするためにショップカードを持ち帰っていただきます。

ショップカードを持ち帰ったお客様はあなたのショップが気になった場合、ホームページに訪問してくれます。そこで自宅でゆっくりと商品を見ることができるのです。そこから購入につながることもありますし、SNSを見てくれてそこでつながりができたり、あなたの商品のファンになってくれる可能性もあります。

イベントでの1回限りのお客様との接触が、ショップカードを1枚お渡しするだけで2回目の接触をすることができるのです!

 

ショップカードはお声がけをしながら渡す

ショップカードはお客様がブースに訪れたときに「こんにちは」とお声がけしながらお渡ししましょう。イベントでは1人でも多くの方にショップカードをお渡しするようにしましょう。テーブルの上に置いておいても良いですが、常にあなたがカードを持っていてどんどんお渡ししていくことがポイントです。

お客様がブースの前で足を止めたということは、あなたのブースに少しでも興味があったということです。遠慮せずにどんどん配ることが大切です。

必要なことが記載されていないショップカードは捨てられてしまう

ショップカードをどんどん配っていくことが大切だということは分かりました。でも、記載すべきことが書かれていないショップカードは「これ、なんだったっけ?」と思われて最終的に捨てられてしまいます。

筆者が以前に回ったブースでいただいたショップカードは、なんと消しゴムはんこで作ったショップのロゴがポンっと押してあるだけで、ホームページURLもなく、SNSのアカウントも記載されておらず、さらにはクリエイターさんの名前すら書かれていませんでした。

実はこれ、こういう情報が記載されていないショップカードは、商品の内容すら思い出せないのです。何を売っていたのかも忘れてしまうようなカードですので処分せざるを得なくなります。

お客様というのはわざわざあなたのことを検索してくれることなんてしません。「誰だっけ?これ?」と追われたらゴミ箱行きだということです。せっかくのショップカード、そしてせっかくブースに遊びに来てくださったお客さまのためにも記載すべきことはしっかりと押さえておきましょう。

ショップカードに記載すべきこと

ショップカードに記載することは

・ショップ名
・販売しているネット媒体・委託先住所
・SNSアカウント
・取り扱っているもの
・一言アピール
・あなたの名前

などです。

ショップカード表の例

【ショップカードの表の例①】

名刺

【ショップカードの裏の例②】名刺2

ショップカードは表面だけでも良いのですが、両面印刷する場合は表にショップのイメージやキャッチコピーなどを記載にして、裏面に詳細を書いて表裏の役割を持たせることができます。

特に、表面に作品の画像をイメージ画像として乗せるだけでお客様の印象に残りやすいです。

今回の例では写真1枚の場合と、ロゴとキャッチコピーの場合を挙げてみました。もちろん、この2つを組み合わせてもOKです。

表面を考えるときのポイントはショップカードをお渡しした1年後にお客様が見ても自分のショップが何を扱っているのか思い出せるのか?ということです。

実際に筆者がイベントに訪問してから1年後にショップカードの整理をしたことがありますが、しっかりと思い出せるのが商品画像がショップカードに印刷されているものでした。

 

ショップカードの裏の例

名刺3

裏面には主に連絡先と商品が見れる場所、SNSを記載します。

①ショップ名が英語の場合はカタカナ表記も入れてあげてください。どんなに素敵なショップ名でも、読めなければ謎の文字で終わってしまいます。少しでもあなたのことを覚えてもらえるように、読み方は記載しましょう。表面が英語のみでも裏面はカタカナ表記にしてあげた方が印象に残りやすいです。

②ホームページなど、商品ギャラリーがあるページのURLを記載します。イベント後にお客様に自宅や通勤途中にゆっくりと商品を見ていただくためです。ホームページのURLは二次元バーコードを付けておくとより良いです。

③販売しているネット媒体(minneやcreemaなど)はすべて記載しておきましょう。お客様はどの媒体で購入するのか分からないので、もれなく書いておきましょう。

④SNSについても同様です。もし繋がって、日々あなたの新作がSNS上に公開されていたらどんどんファンになっちゃいますよね。しっかり書いて、そしてできるだけ繋がれるように、イベントなどでは主に活動しているSNS名はお伝えするといいですよ。

⑤取り扱っている商品やこだわりも書いておくと良いです。ショップ名はどこも似たり寄ったりなので忘れがちですが、作品が素敵と思ったら作品は覚えてくれています。写真をつけてもいいですね。

⑥最後に一番大事なのがあなたの連絡先と名前です。名前は本名が書いてあるだけでかなり印象に残ります。結局、私たちは子どもの頃からたくさんの出会いがあるたびに氏名を覚えていくので、本名が一番覚えやすいです。そして本名と連絡先を記載しているということはあなたが責任をもって作家活動をしているということの証しとなり、信頼のあるショップということになります。ハンドメイド作家として責任を持って活動していくなら連絡先は堂々と記載しておきましょう。ただし、家族の許可が得られないという場合やどうしても住所は記載したくないという場合は記載しないか、私書箱を別に契約してそこのの住所でも良いです。

 

ショップカードであなたのファンづくりの活動をしましょう

いかがでしたか?ショップカードのポイントは「かっこいい」よりもお客様にとって「分かりやすい」ことです。お客様があなたに再びたどり着くことをショップカードで助けてあげましょう。

 

 

 

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