メルカリでハンドメイド作品を出品して売る方法【初心者でも売れる】
ハンドメイドを売る場所はミンネなどのハンドメイド専用マーケットのほか、オークションやフリマサイトなどでも売ることができます。ここでは特にハンドメイド販売初心者さんにおすすめのメルカリで売る方法をご紹介します。
この記事のテーマ
初心者がハンドメイドを販売しやすいメルカリについて売り方をご紹介します。
筆者はハンドメイド品だけではありませんが、ノーブランドのジュエリーなど副業で月間10万円販売していた実績があります。
その売れ方や売り方のコツが分かっているので記事の信頼度はある程度あると思います。
ハンドメイド初心者こそミンネよりメルカリがおすすめ
ハンドメイド販売といえばミンネやクリーマなど、ハンドメイド販売サイトが有名ですが、初心者のうちはメルカリでの販売がおすすめです。
その理由は以下の通り。
- メルカリはミンネよりも競争相手が少ない
- キーワードでの検索に引っかかりやすい
- ポイントキャンぺーンが多く、ポイントで購入してくれる
- 再出品による売れない商品の対策が簡単
- リサーチが簡単
メルカリはミンネよりも競争相手が少ない
メルカリはミンネやクリーマのようなハンドメイド専用販売サイトではありません。
ですので、ハンドメイド作品の出品数がハンドメイド販売サイトに比べて少なくなります。
つまり、メルカリはミンネやクリーマに比べてライバルが少なくこれらのサイトに比べて売る場所としてはブルーオーシャンになります。
キーワードでの検索に引っかかりやすい
メルカリでは商品説明欄にキーワードを組み込むことで商品の検索にひっかかりやすくなります。
さらに、ハンドメイドの商品を目的としていない人の検索にもひっかかる場合があり、ハンドメイド品目的ではないユーザーへアプローチすることもできます。
ポイントキャンぺーンが多く、ポイントで購入してくれる
メルカリではポイントキャンペーンが頻繁に行われていて、ポイントのプレゼントを楽しみにしているユーザーもいます。
売上が思ったように上がらないな、と思ったら実はポイントキャンペーンが行われるであろう時期ということでユーザーがポイント待ちをしている可能性がある、など購入したい商品がありながらもポイントキャンペーンを待っているユーザーもいます。
最近では一度も購入したことのないユーザーに対してかなり頻繁に500ポイントをプレゼントしています。期限が短いのですが、500ポイントを利用しなかったユーザーにはすぐにまた500ポイントが同じように付与されます。
これらのポイントを使って買い物をしてくれる場合も多いので、ユーザーは割引もしくは無料で商品を手に入れることができ、販売者も商品が売れやすくなります。
再出品による売れない商品の対策が簡単
ミンネでは商品ページを育てるというような感覚がありますが、メルカリでは売れない商品は再出品によって検索の上位に再表示させることができます。
これはメルカリやラクマのようなフリマサイトの特徴で、売れない商品対策として即効性のある方法です。
フリマサイトでは通常の並び順は新着順です。
商品が古くなると新しい商品におされて後ろにいってしまいますので、新たに見てもらいやすくするために再出品を行うのです。
ただ、再出品は気を付けないと「メルカリ規制」と呼ばれる出品しても検索上位に上げてもらえなかったり、検索しても商品が表示されないなど、ペナルティを受ける場合があるので要注意です。やりすぎるとアカウント停止もあり得ますので以下の点に気を付けましょう。
・出品は4分おきに行う
・同じ商品を複数出品しない
・再出品する商品は「削除」ではなく「出品を一時停止」
再出品も新規出品も短時間で行うと規制がかかると言われていますので、だいたい4分は開けて出品していくようにします。
これは、以前にツールを使ってガンガン出品をする業者が増えてしまい、メルカリ側がツールの使用を制限したいための対策です。
同じ商品を複数出品するとどうやらどちらか一方しか表示されないようです。筆者が出品したもので、かなり売れ行きの良いものがありましたので、複数出品しておきました。
たまたま、ログインせずに自分の商品ページを見る機会があり、見てみると、その商品がどうやっても1個しか表示されない、といことがありました。
ただ、どちらの商品を表示するのかはランダムなようで、どちらもアクセスは増えていましたし、ハンドメイド品ですとどうしても同じような画像になってしまうのであまり気にしすぎない方が良いと思います。
再出品の際は元の出品を削除ではなく一時停止というのは、大量に商品の削除と出品を繰り返しているとこれもまた規制の対象と言われているからです。
その回避策として削除ではなく、出品を一時停止にして対応するという方法です。
リサーチが簡単
メルカリに限らず、販売では「売りたい商品」よりも「売れる商品」を売らないと売れません。
そのため、リサーチが不可欠になるのですが、メルカリではリサーチがしやすいので売れる商品をすぐに見つける事ができます。
リサーチの方法については下記の記事で紹介しているのでここでは省略します。
メルカリでハンドメイド販売の注意点
送料込みの価格になるので価格設定に注意
メルカリは販売手数料が10%と手数料はミンネと同じですが、販売価格は送料込みで売るのが普通です。
送料込みの価格で販売手数料が10%となりますので、実質10%以上の手数料を取られていることになります。
そのため、価格設定には十分注意する必要があります。
メルカリの場合、安ければ売れる、という雰囲気がありますが、例えばメルカリの最低販売価格である300円で出品したとすると
価格:300円
手数料:30円
送料:82円(普通郵便にした場合)
で売上は188円になります。
ここからさらに材料費がかかりますので、結局儲けが数十円ということにもなりかねません。
練習中はこれでも良いですが、後で述べるようにこれでは消耗戦になってしまいます。価格はよく考えて作るか、少し高い値段でも売れる商品を作ることで解消させます。
お値下げ交渉が来たら
メルカリはフリマアプリですので「お値下げ交渉」というものが来ることがあります。今の値段に対して「買いたいんですけど、少し安くしてもらえませんか?」という趣旨のコメントが商品につくことがあります。
その場合、10円~20円でもいいのでお値下げしてあげるのがお客様の満足につながります。
しかし、必ずしもお値下げをしなければいけないわけではありません。
中には強引なお値下げ交渉をしてくるツワモノもいます。ユーザーの方で価格を指定してくる場合もあります。筆者は7980円の商品を「1000円にできませんか?」と言われたことがあります笑。
お値下げできない場合は丁寧にお断りすれば何も問題はありませんので、コメントでお断りすればOKです。
中にはお値下げを考慮してその分高く価格設定している出品者さんもいますので、自分のストレスにならないやり方を選択すると良いです。
消耗戦になりやすい
先ほども述べたようにメルカリは安ければ売れる傾向があったり、お値下げ交渉が来たりと長く続けているとハンドメイドの場合は消耗戦になりやすいです。
そうならないためにリサーチをしっかりしてきちんと利益を取れるものを売るようにしましょう。
メルカリで売上の経験を積みながらミンネの商品を作っていくのが賢いやり方
メルカリでずっとやっていくとなかなかきついことも出てきますので、メルカリで練習しながら少しずつミンネで出品しながら商品を育てていくのが賢いやり方です。
メルカリの場合再出品が即効性がある売上対策となりますが、ミンネの場合はこのようなことが難しいので商品を育てていく必要がある程度出てきます。
メルカリで売りつつ、ミンネで売れる商品を開発したり、研究しながら出品を重ねていってミンネの商品ラインナップを作っていきましょう。
メルカリで売れるハンドメイド
- お手頃価格のアクセサリー
- 入学・入園グッズ
- ティッシュケースなどの布小物
- ウェディングシャワーなどのブライダル用品
- ヘアアクセサリー
メルカリではミンネに比べて少し安価なものが売れる傾向にあります。ですので、単価を上げるためにセット売りをすることがおすすめです。
子どもが学校で使う巾着袋やレッスンバッグなどは同じデザインでセット売りするとよく売れます。
どちらかというと子供向けのものが売れる傾向にありますが、ウェディングDIYのような花嫁さんが準備するようなものもよく売れます。
ウェディングシャワーや席札、ウェルカムボードなど、花嫁さんが結婚式で自分らしさ演出できるようなものです。
その他、大人向けとしてはヘアアクセサリーの売れ行きも良いです。ヘアアクセサリーの場合、普段使いはもちろん、お呼ばれドレスに合わせるヘアアクセサリーなども売れ筋商品です。