「ハート」モチーフの意味・歴史・由来【ハンドメイド制作で役立つモチーフ・シンボルの意味】
2021/01/02
アクセサリーをはじめとしてペーパーアイテムや布小物など、あらゆるところにモチーフとして取り入れられているハートのモチーフ。
ハートを用いることで可愛らしさや女性らしさ、恋愛のイメージを受けますが、実際にはハートはどのような歴史と意味合いを持っているのでしょうか。
ハートモチーフの起源
ハートのモチーフは古代エジプトで既に用いられていたことから、「世界最古のモチーフ」と言われています。
ハートは一般的に人間の心臓を表したものとされています。
これは、イエス・キリストが自らの心臓を人々への愛として見せたことから始まったと言われています。
また、心臓は愛と感情の宿る場所と伝えられており、「恋愛」や「愛情」という意味を持っています。
それ以外に古代ギリシャのシルフィウムという今では絶滅してしまった植物の葉と実の形を起源としているという説もあります。
ヨーロッパでは中世ごろから愛する人に贈るアクセサリーや結婚指輪にハートモチーフが登場し始めています。
この頃からハートのジュエリーは恋人から贈られるものだったのですね。
日本の伝統的なハート型は「猪目」
日本でも神社などでハートのモチーフが使われています。
日本の伝統的なハート柄は「猪目(いのめ)」とよばれ、イノシシの目をモチーフとした伝統文様で魔除けや福を呼ぶ護符として用いられ、6世紀頃の古墳時代の遺跡にもハートモチーフが見つかっています。
そのほか、お釈迦様が悟りを開いたと言われる菩提樹の葉もハートの形をしているので、寺社のハートは菩提樹の葉から来ているという説もあります。
ハートが持つ意味・キーワード
【キーワード】
愛情・生命・幸福・バレンタインデー・真心・心のふれあい
【ハートモチーフの願い】
恋愛成就・永遠の愛・幸せな結婚