ダイヤモンドの意味や効果、性質について 4月の誕生石
ダイヤモンドは宝石の王様として婚約指輪に使われたり昔から高貴な人々に愛されてきた宝石です。4月の誕生石でもあります。ここではダイヤモンドの鉱物としての特徴やパワーストーンとしての意味をご紹介します。
ダイヤモンドの鉱物データ
和名 | 金剛石 |
構成 | 炭素(C) |
結晶構造 | 8面体、12面体、6面体 |
硬度 | 10 |
色 | 無色・黄色・褐色・ピンク・青・緑・黄緑・橙・灰・黒 |
原産地 | 南アフリカ・ボツワナ・ロシア・カナダ・オーストラリア |
誕生石 | 4月 |
石言葉 | 純潔、純愛、清浄無垢、永遠の愛 |
語源 | adamasというギリシャ語。 「征服できないもの・何より強いもの」という意味を持つ |
ダイヤモンドはモース硬度が最高レベルの10で世界の天然石の中で最も硬い石です。
そのため、宝飾用以外にも工業用の研磨剤としても活用されています。
また、ほとんどの鉱物が複数の元素が組み合わさってできていますが、ダイヤモンドは炭素単体で出来上がった鉱物です。
地球内部130~200kmの深さにあるマントルで生成され、その後地殻変動によりマグマの流れに乗って地表へと運び出されました。
ダイヤモンドは高温高圧の環境で炭素原子が圧縮されて規則正しく結晶化したことで硬さと透明度を実現することができています。
ダイヤモンドの意味と効果
ダイヤモンドは古くから幸福をもたらすとされています。
希望、勝利、富、寿命など、人々が「最強」になりたい力を授けます。
身につけることで、ビジネス、将来、能力などに関して勇気と自身をもたらしてくれます。
また、知性的な能力を高める石とも言われています。
なぜ婚約指輪・結婚指輪にダイヤモンドが使われるようになったのか
婚姻やプロポーズの際に指輪を贈る習慣は古代ローマ時代には既にあったと言われています。
当時は鉄製の指輪でしたが、中世になると指輪に宝石を付けて贈るようになりました。
ダイヤモンドが婚姻用の指輪にデザインされるようになったのは15~16世紀頃という記録が残っています。
もちろん、当初は貴族やブルジョワ階級のみの特権でしたが、19世紀になって南アフリカでダイヤモンド鉱山が発見されてからは庶民の間にもダイヤモンドの指輪を贈る習慣が広まっていったと言われています。
ピンクダイヤモンドの意味
ピンクダイヤモンドは希少価値が高いダイアモンドです。
恋愛に効果があり、人間関係を良好にしてくれます。
組み合わせる他の石の効果を高める力があるため、他の石と組み合わせたデザインもおすすめです。
特に女性に人気があり、精神的な安らぎをもたらしてくれる石です。
イエローダイヤモンドの意味
イエローダイヤモンドと一口に言っても色々あり、特にかなリーイエローと呼ばれる綺麗な黄色の色味は価値が高くなります。
金運アップの効果があり、幸運をもたらしてくれます。
ブルーダイヤモンドの意味
世界の中でもほんの少ししか産出していないブルーダイヤモンド。
フランスのルイ14世は王の儀典用スカーフにつけていました。
その希少価値から宝石収集家を魅了してやまず、王冠の青などと言われています。
ブラックダイヤモンドの意味
ブラックダイヤモンドはグラファイトなどの影響により黒色不透明となったダイアモンドのことです。
強いエネルギーを持っており、願望成就、成功、支配、魔除け、恋愛成就などの効果があります。