シーチング生地とは?特徴・メリット・デメリット【生地の種類】
生地屋さんに行くと、同じ無地でもさまざまな種類が販売されており、どれを選んだら良いのか迷うことも多いのではないでしょうか。
このページではシーチング生地の特徴についてご紹介します。
シーチング生地とは
シーチングは太番手で織られた綿の平織物のことを指し、「シーツ」の名前の由来となっています。
同じ平織生地の「ローン」や「ブロード」に比べて織り密度が粗く、ざっくりとした風合いで通気性に優れているという特徴があります。
生成色のシーチング生地は衣服の仮縫い生地としても活用されています。
シーチング生地の特徴
価格が安い
シーチングは価格が手ごろな点が大きな特徴です。
1m700~1,000円程度で購入でき、手芸店によっては5mくらいにカットして安く販売しているところもあります。
初心者さんにも気軽に手に取りやすい点が大きなメリットです。
通気性に優れている
シーチングは他の平織生地に比べて太番手の糸でやや粗く織られているため、通気性が良いという特徴があります。
そのため、シーツや枕カバーなどの寝具に広く活用されています。
カラーバリエーションが豊富
シーチングはカラーバリエーションも豊富です。
価格も安いため、好きな色を手軽に選べます。
薄手で取り扱いやすい反面強い力で破れやすい
比較的薄手なので、針も通しやすく、さまざまなアイテムを作りやすいという特徴があります。
その反面、強い力で引っ張ると破れやすくなるため、注意が必要です。
シワになりやすい
シーチング生地はシワになりやすいため、アイロンは必須のアイテムです。
シワができやすいため、洋服の生地には向いていない場合があります。