独学で作ったつまみ細工が好評になり・・・【ハンドメイドネット販売体験談】⑥
2018/04/21
ハンドメイドのネット販売をしたい人、ネット販売をしようか迷っている人、好きなハンドメイドをいつかお仕事にしたい人に、先輩作家さんがハンドメイドのネット販売の経験を教えてくれました。今回教えてくれたのは20代でハンドメイド販売歴1年半のGさん。それではGさんのエピソードへどうぞ。
本を見ながら作ったつまみ細工が友人に好評で
つまみ細工に興味を持ち、本を参考に独学で作り始めました。
最初は全くモノになりませんでしたが、個数を重ねるたびに形になってきました。知人・友人に見せてみると「すごい!売り物みたい」「古民家カフェとかで売っていそう」「もうどこかで売ってるの?」とビックリされました。
もしかして、買いたいと思ってくれる人がいるのかな?と思い、ハンドメイド商品の販売サイトに登録してみました。しばらくして本当に売れたので、今も出品を続けています。
規模の大きさとコストの安さからminneを活用
minneで販売しています。ネット上のハンドメイドマーケットにおいて老舗・最大手であることが決め手でした。商品を見てくれる人の数が多くないと、せっかく作品を登録しても、誰の目にも触れずに埋もれてしまいます。また手数料が高くない点も理由のひとつです。
伝統的なモチーフを活かしつつ洋服にも似合うつまみ細工を制作
私は主につまみ細工を販売しています。ジャンルは和小物・和風アクセサリーに入りますが、私が作っている作品は和服・洋服問わずに合わせやすい、可愛らしいデザインです。
菊・桜の花などの伝統的なモチーフを活かしつつ、可愛い色合いに仕上げたりしています。素材も本来は絹で作りますが、取り扱いを簡単にするためにちりめん布を使用しています。使いにくいかんざし系の金具もほとんど使いません。
入学式や卒業式、結婚式、七五三の飾りにされる方が多いようです。いつも30品ほどを出品しています。
初めてのお客様の嬉しい感想に無限の喜びを感じて
初めて売れた作品はピアスでした。小さな花に花びらの下がり飾りをあしらった、レトロモダンな色合いのフックピアスでした。
購入された方は浴衣を着るときのアクセサリーを探していたそうです。商品到着後のやりとりで「とても可愛いピアスで嬉しいです!」と喜んでくれました。
作り手としてこんなに嬉しい言葉はありません。それと同時に「実際に商品を手に取ることができないインターネット上でも、自分の作品を買ってくれる人がいるんだ」と冷静に感心しました。
ネット販売は実店舗での販売に比べてコストが安く済ませられます。これが一番の理由にあげられます。ネット販売なら、マーケットに出品登録した時点では料金は発生しません。実際に作品が売れた時に規定の手数料が差し引かれます。その他に売上金の振り込み手数料が発生しますが、実店舗での販売に比べれば少なく済むと思います。委託販売などでは、商品が売れようが売れまいが、出品料金を請求されてしまいます。それにお客さんの感想がメッセージとして返って来る点も魅力のひとつだと思います。
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