色鉛筆でプラ板の着色方法 色鉛筆でプラ板に色を付けるコツ
プラ板の着色には油性ペンをはじめとして色々なもので色を付けることができます。着色に使うものによって雰囲気が大きく変わりますので理想近い仕上がりにしてくれる着色材を使用することが思い通りの作品に仕上げる最大のポイントとなります。ここではプラバンの着色方法の中でも最も手軽な色鉛筆を使った着色方法と色鉛筆で色付けを行ったプラ板の仕上がりの雰囲気をご紹介します。
色鉛筆でプラバンを着色した時の特徴
色鉛筆は手軽に色を付けられるだけでなく、陰影をつけたり、細かい表現をすることが出来るメリットがあります。色も豊富なので色を混ぜたりぼかしたりしながら水彩絵の具のような淡い色でふんわりとした着彩をすることができるのが特徴です。
さまざまなプラバンの着色方法の中でも簡単で手が汚れにくいというメリットもあり、プラバン初心者さんにはまず試していただきたい着彩方法です。
色鉛筆でプラバンの着色の仕方
用意するもの
・プラバン
・色鉛筆
・紙やすり
・はさみ
・ペン
・オーブントースター
・アルミホイル
・クッキングシート
・厚めの本
着色方法
①プラバンをカットしてやすりをかけます。
やすりがけをしてから鉛筆で印をつけてプラバンをカットしても大丈夫です。鉛筆の印は消しゴムで消えます。
色鉛筆やパステルではプラバンをやすり掛けする工程が必要になります。やすりがけしたキズの中に色鉛筆の粉が入り込んで着彩されるからです。
②色鉛筆で着色していきます。
やすり掛けした面に色鉛筆を乗せていきます。
③こんな感じで塗り終わりました。
今回はぼかしなどは使用せず、色の変わり目を1~2㎜重ねて普通に塗っていきました。
④オーブントースターで加熱します。加熱が終わったらオーブンペーパーに挟んで厚い本の間に挟みます。
こんな感じに仕上がりました。色鉛筆を塗った面にはレジンまたはニスでのコーティングが必要になる感じです。爪で引っ掻くとポロポロと色が崩れそうですので、何かでコーディングはした方が良いです。
やすりがけのコツ
やすりがけに使うサンドペーパーは200~400番の粗さのものを選びます。粗すぎると仕上がりが綺麗になりませんし、細かすぎると色が乗りずらくなります。
やすりをかけるときは一方向だけではなく、くるくると円を描くようにかけてください。全体が均等にやすりがかかっているのが仕上がりをきれいにするコツです。